地域貢献?商店街?そんな記号で本質を見失いたくない。地域と商店街が元気になる基本はひとつだけ。

僕が、地元をなんとかしたいと活動を始めると「地域貢献ですね」と言う人もいる。

僕は、そんなに出来た人間じゃない。
そもそも、地域貢献という言葉の意味が良くわからない。

地域貢献って記号にしか見えない。
暮らす人がいて地域になるのに、地域貢献といったとたんに人が見えなくなる。
同じように、商店街という言葉も記号に感じる。
そんな街はないのにね。
ただ色んな形態の、様々なやる気状態の店があるだけ。

暮らす人、一人一人が知り合って地域
営む店、一店一店がつながって商店街

だから、地域を元気にする、商店街を元気にする基本は一つだけだろう。

地域に暮らしている人が知り合えること
営む店がそれぞれ元気になること

いけてない町道一号線。でもさ、伊勢神宮の御神木が引かれていく道でもあるんだよ。神様が宿る木を育て切り出す町は、今朝もひっそり・・・

僕の地元は、店を営む人は同時に地域に暮らす人でもある。
この人たちを元気にするのは僕にとって大切なこと。

なぜならば・・・
この地元に暮らす僕の快適性が上がるから。

僕は、この付知町に住み続けたい。
不本意な部分もひっくるめて思い出が活きている町だから。
過去の思い出じゃなくて、まだ思い出が作られ続けているんだ。

今晩のおかず作りに美味しい食材が欲しい
子供が帰ってきた時に一緒に、地元定番の和菓子が食べたい
お客様が来た時に、ここに泊まってと勧める宿が欲しい
気の合う仲間と、ちょっと食べて飲める場所はいくつも欲しい
何かに困ったら電話一本でかけつけてくれる職人さんにもいてほしい

暮らしていると困り事が沢山でてくるから。
そして、知らなかったモノゴトも地元で知れたら便利じゃないか。

沢山の知恵をもっている人が住んでいるはずなのに、僕はそれをあまりにも知らない。

知る努力と、知ってもらう努力と、双方が必要だよね。
どうやって知るか、何を知らせるか。
まずは、ここの強化だ。
これが、僕が地元で快適に暮らしたい計画の第一歩になる。

この思いのために、地元勉強会を始めることになる。

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